日本の文学について

文学としてのエッセイ

エッセイは文学の形式のひとつで、日本語では随筆とあらわされる。英語のessay、フランス語のessaの訳語とされる。日本語としても定着しているエッセイだが、その意味を知っている人は意外に少ないかもしれない。エッセイは小説とは違って基本的に実体験や持っている知識などから書かれる文章だ。古くから国内にある随筆は、日記の様に書かれたものも多く、気楽なスタイルとして扱われる。

 

実は欧米では日本とは違って、エッセイは哲学にも似た深い思索の中で生まれた考えを書いたものというイメージがある。語源としては同じものから来ており、使い方としては同じだが、内容にこのような違いがあるのは興味深い。日本で最も有名なエッセイは日本最古とも言われる枕草子で、筆者はこちらも有名な清少納言である。枕草子の中身は平安の宮廷の姿を清少納言が書いたものであり、ものはづくし、日常生活の観察、人々の噂話など様々な内容を記録した随筆となっている。枕草子は鎌倉時代前期に書かれた鴨長明の方丈記、その約100年後の鎌倉時代末期に書かれたとされる吉田兼好の徒然草とともに日本三大随筆と呼ばれている。

 

方丈記は鴨長明が隠棲している庵から見た鎌倉時代初期の世界を書き表しており、天災や飢饉の記述など歴史的資料としても評価が高い。江戸時代の有名な作品では中期に新井白石によって書かれた政治的要素が多く描かれた自伝エッセイの折たく柴の記、本居宣長の玉勝間、松平定信の花月双紙、天野信景の塩尻などがある。海外に目を向けるとエッセイという語源のもととなったフランスを代表する哲学者ミシェル・エケム・ド・モンテーニュのエセーが有名だ。

 

エッセイとはいうものの、内容は哲学的な要素を多く含んでおり、ミシェル・エケム・ド・モンテーニュが考える人間という存在、人間の生き方に関して探求し続けた内容が書かれている。エセーはフランスだけでなく、ヨーロッパ各国に影響を与えており、アウエルバッハ曰く「エセー」が人間という存在、生活に対して近代的感覚を持って問題を示した初めての本である。筆者の体験や知識を基にして書かれるエッセイはその時代の影響や生活の環境などがにじみ出る文学と言えるだろう。

エッセイ(随筆)について

エッセイ(随筆)は文学の形態の一つで、英語やフランス語の同じ意味を持つ言葉からきている。エッセイとそのまま使っても日本で通じる。エッセイ(随筆)は書き手の体験や知識をもととして思考を重ねて描かれる散文である。日本でエッセイと呼ばれる作風は比較的ライトであり、日記的な内容のものもエッセイというジャンルで表される。

 

日本とは少し違う使い方をするのが欧米で、あちらのエッセイというニュアンスでは思考を重ねぬいた中で出てきた考えを記したもので論文的な雰囲気がある。文学の規定としてはエッセイは同じ意味で使われるが、実際の使われ方はやや違っているのだ。日本最古のエッセイであり、最も有名な作品が日本人なら一度は聞いたことがある清少納言の枕草子だ。枕草子は同じく平安時代中期に書かれた京都を舞台とした長編小説である源氏物語とともに中古文学の双璧と呼ばれ、後の世の俳諧、仮名草子などに大きな影響を与えたと言われている。

 

さらに枕草子は鎌倉時代に書かれた鴨長明の方丈記、吉田兼好の徒然草の2つと一緒に日本三大随筆と呼ばれている。今でこそ有名な吉田兼好の徒然草であるが、実は書かれた時代では100年間程度は全く注目されておらず、室町中期になってようやく日の目を見た。江戸時代では新井白石の折たく柴の記や本居宣長の玉勝間、天野信景の塩尻などが有名であり江戸自体のそれぞれの身分から見る世相を表したものが多い。世界的にもっとも有名なエッセイは、その語源ともなったミシェル・ド・モンテーニュが書いた「随想録」である。またはフランス語のまま「エセー」とも言われる。

 

日本のエッセイでは当時の生活や時代がわかる日記的なものが多いが、エセーは人間の行為に関して深く切り込んだ思索を基にしたエッセイを残しており、哲学的な要素も強い。モンテーニュの書き方は独特で随筆でありながら、教育的な表現を強調する文体が用いられていたり、読者の関心を離さない書き方がされている。世界的にも著名なエセーは本として素晴らしいだけでなく、エッセイというジャンルを作りだしたものなのだ。

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